エンジンルームディテーリングエンジンルームディテーリングについてご紹介致します。車両外装のケアに集中していると、車両内部のケアがおろそかになりがちです。展示用車ではない限り、車両内部のケアも外装のケアと同じくらい重要です。 さて、こちらでは車の心臓部といわれるエンジンルームのディテーリングについてご説明致します。 エンジンルームの場合はオイル類の点検や故障が起きない限り、あまり普段開けることがなく、洗浄も省略しがちです。洗車時や駐車場でエンジンルームに異常がないか、汚れてはいないかをチェックすることをおすすめします。特に雪道を走った後や黄砂シーズンには一度、エンジンルームディテーリングを実践ください。 エンジンルームディテーリングに必要な製品:洗浄剤/ディテーリングブラシ/タオル/保護ドレッシング剤 洗浄剤:多目的洗浄剤のシトラスウォッシュ。ブラシ:スイスベックススタイルブラシv2。タオル:MR.ブラックエッジプロバフタオル。エンジンルームドレッシング:エンジンプロテクト。 上記製品の詳細については、ディテーリング順序に従ってご紹介いたします。上記製品を使い、どのようにエンジンルームをディテーリングを行うか一つずつご説明致します。⒈ エンジンルーム洗浄まず、ディテーリング実施前に充分エンジンルームを冷ましてください。 熱している状態で水やケミカル類をかけると部品の変形や破損つながる可能性がありますので、必ず冷ましてから直射日光のあたらない場所で施工してください。*ホイールとブレーキディスクの場合も同様、熱を冷ましてから行ってください。ホイールディテーリングについては、ホイール&タイヤディテーリングページをご参照ください。 充分に熱が冷めたらエンジンルーム全体にシトラスウォッシュをかけます。オートブライトダイレクトではシトラスウォッシュを1:7〜10(シトラスウォッシュ:水)の割合で希釈して使用します。 エンジンルームの油汚れがひどい状態であれば、シトラスウォッシュだけでは限界があります。その場合にはジャファクリーンをお使いください。 シトラス(Citrus)は柑橘類(ミカン・レモン・オレンジなど)の果実を意味します。柑橘系の果物の洗浄成分を基に作られた シトラスウォッシュはプレウォッシュ用のケミカルとしての活用や油汚れの除去、その他あらゆる汚れについても効果を発揮する多目的洗浄剤です。汚れがひどい箇所に噴射した後、1〜2分程度時間を置きます。その後にきれいな水で洗い流してください。シトラスウォッシュの ⚡詳細ページ エンジンルームは非常に複雑な構造で多くの部品で構成されているため、簡単には手の届かないところが多いことが特徴です。そのためディテーリングブラシを用いて油汚れやほこりが付着しているところを隅々きれいに洗浄することがポイントです。 この時、さらに隅々までディテーリングする場合は、エンジンルームカバーを外した後、洗浄剤とブラシを用いて洗浄してください。ただし、電子部品が通るところは無理に触れないように注意して作業してください。 ⒉ エンジンルームリンス全体を洗浄し終わったら、水でエンジンルームを洗い流します。 エンジンルームディテーリングの際に最も不安に思われる過程ですが、 一般的には排水ができる構造で作られていますので自然に水が床に流れます。※エンジンルームを水で洗い流すことのできる車両かどうかをご自身の車の使用説明書やディーラー様へご確認頂いてから洗浄してください。 水を間違った方法でかけるとエンジンルーム内の電子部品などに入り込んで、致命的な故障を引き起こす可能性がございます。したがってエンジンルームに水をかける際は水圧を弱めてエンジンルームの上から下へかけてください。 高圧水をエンジンルームにかけないでください。電線や部品が損傷したり部品の間に水が染み込むこと可能性があります。水を霧状にしてエンジンルームにかけることをおすすめ致します。 部品のついていないフレーム部やボディ付近には高圧水で洗浄しても大丈夫です。前述致しました通り、エンジンルームを水で洗い流すことのできる車両かどうかをご自身の車の使用説明書やディーラー様へご確認頂いてから洗浄してください。 3. エンジンルームドライング及びコーティングきれいな水でよくすすいだ後にドライングタオルでエンジンルームの水気を拭き取ってください。部品間の隙間の水気もしっかり拭き上げてください。エアコンプレッサーなどで隅々の水気を排出いただくことをおすすめします。 ドライングまで終えた後、保護コーティングのためにエンジンルームのドレッシング剤をつけていきます。エンジンルームカバーと部品の外側に均一にエンジンプロテクトを噴射します。 隅々にドレッシング剤をかけることがポイントです。 エンジンルームドレッシング剤は高温でも性能を失うことなく、エンジンルームパーツの色を常にマットで新品ような状態にしてくれるものをお選びください。エンジンプロテクトは250度の高温でも性能を維持する耐熱性に優れたエンジンルーム用ドレッシング剤です。エンジンルーム用のドレッシング剤ではないものをエンジンルームに使用されると一度の走行でドレッシング剤がすべて蒸発したり、黄色く変色することがあります。 オートブライトダイレクトのエンジンプロテクトは他のドレッシングケミカルとは異なり、施工部に深く入り込み様々な汚染物質や腐食成分に耐えるコーティング層を形成します。また、250度の高温でも保護性能を失わない製品です。 エンジンプロテクトをまんべんなく噴射した後、タオルで均一になじませてください。 エンジンルームを洗浄し、ドレッシング剤で仕上げると新品のようなエンジンルーム固有の色へと甦らせます。